冬のファッションの定番「ムートンブーツ」

UGGやEMUなどの定番ブランドをはじめ、様々なメーカーから様々なブーツが出ていますよね。

弊社でも多数取り扱っていますが、最近よく「シープスキン」という言葉も耳にします。

そこで「ムートンブーツ」「シープスキン」とはどんなものなのか。

違いやお手入れ方法までをまとめてみました。

「ムートンブーツ」とは

羊革の中でも、シープスキンは生後1年以上が経過した羊から採れる革を指します。

古くには、主に羊皮紙として暮らしに役立てられてきた羊革。
羊革は脂肪が多いことから強度という点では牛革などに比べるとやや劣りますが、
逆にきめ細やかさと柔らかさがあり、さらに繊維の隙間に空気が残ることによって、熱を保つ高い保温性があります。
こうした特徴から徐々に防寒用の衣服や手袋、帽子に採用されてきた経緯があります。

引用元:https://www.zutto.co.jp/blog/category/maintenance/432
ZUTTO 暖かさと柔らかさの両立。優しさを感じる、シープスキンの魅力

 

「ムートンブーツ」と「シープスキン」の違い

シープスキンとは、いわゆる羊革のことを指しますが、中でも生後1年をすぎた羊の革のことをさします。

ちなみに、ムートンと呼ばれることもあります。
シープスキンは英語表記、ムートンはフランス語表記です。

ただし、シープスキンと呼ばれるとなめし革、
ムートンというとモコモコの毛のついた毛皮とされるケースが多いようです。

引用元:http://urx.space/YocD
革製品の取り扱いと購入ガイド

おおまかに判別するとムートン(フランス語表記)シープスキン(英語表記)ということですね。

ムートン ≒ シープスキン でしょうか。

違いがわかったところで次はお手入れ方法です!

 

ムートンブーツ シープスキン のお手入れ方法

ムートンと聞けば・・毛足の長い敷物をイメージされる方も多いかもしれません。 その毛の部分だけを考えると、「革」ではなく「毛皮」の仲間といえます。

そのムートンと革を組み合わせたブーツやジャケットが今年も人気。
主に豚(ピッグスキン)や羊(シープスキン)をスエード加工して毛羽立たせ その裏側にふかふかの羊毛が付いているものが多いでしょうか?

もちろん合成スエードや化繊のボアのものも多いのですが、 いずれにしても、汚れちゃうとなかなか手ごわい素材です。
特に今年はUGGやミネトンカを代表格に、ムートンのぺたんこブーツが空前の人気で お手入れなどのご相談も急増しています。
折り返して履くこともできるデザインのもの、フリンジ付き、パステルカラーなど バリエーションも豊富!

それでも、極力キレイに履き続けるためのポイントをタイプごとにご紹介しましょう。

引用元:http://www.happyvalue.com/boots/bootscare-3.html
UGGやミネトンカなどムートンブーツのお手入れ

こちらのサイトがタイプに合わせてのお手入れ方法をわかりやすく載せてくれていますので、以下も引用させていただきます!(‘ω’)

①“買ったばかり” の起毛ムートンブーツのお手入れ

新しいのにお手入れをするなんて・・と驚かれる方もいらっしゃるでしょうか?
実は、私たちは最初のひと手間がお手入れの中で何より重要だと考えています。

スエードやヌバックはもちろん、羊毛などのファーにも使えるように開発された最新ナノプロスプレー かけてあげることで、起毛や革そのものが水や汚れを簡単に寄せ付けなくなります。

その後、数分スプレーの浸透を待ち、全体になじむようにブラッシングをして あげることでファーストケアは完了です。

そのブラッシングには、是非のスエード専用ブラシをおすすめします。
天然生ゴム製のブラシをお持ちならそれが一番ですが、くしゅくしゅした加工のものや フリンジなどの飾りがついたデザインの場合には、より柔らかいスーパーヌバックという 専用簡易ブラシでのブラッシングがおすすめです。スプレー成分をうまくなじませるのはもちろん
スエードブーツ自慢の起毛をシルキーに仕上げてくれます。

合成スエードのブーツの場合でも、本革のスエードに近いものが多いので、お手入れは 同じ様に考えていただいて構いません。

その後のデイリーケアは、次の“既に履いている”ブーツのお手入れと同じです。

↓↓↓

スニーカーでもそうですが履く前にきちんと防水スプレーが長持ちに秘訣ですね。

②“既に履いている” のブーツのお手入れ

まずは汚れを落として・・

今まで何もしてこなかったけど・・という場合も、今からでも大丈夫。
汚れを落とし栄養分を与えてから、新しいブーツと同じ様に防水保護をしてあげましょう。

1.最初のお手入れでもご案内した専用ブラシまたは生ゴムのブラシで
あらゆる方向にブラッシングをしてあげることからはじめます。
数回履いたぐらいや、特にひどい汚れがない場合にはこれだけでも十分きれいに復活します。

2.全体的な薄汚れや部分汚れが気になる時には、クリーニングアイテムを活用。
スエードや布素材に浸透し、汚れを分解しながら、素材の色を活性化してくれるので、くすんだ感じのスエードもシャキッとします。

3.仕上げに防水スプレーをかけて、お手入れ終了です。

 

③“トラブルがある” のブーツのお手入れ

カビを見つけてしまった場合には・・

残念ながら、スエード素材のカビで、払っても跡が残るような場合にはお手入れでの修復は難しく、
特に濃い色のシミになった場合には、現状よりも濃い色に色をつける以外にありません

仮にブラッシングで表面のカビが除去できた場合でも・・まだカビ菌は残っている可能性が高く
いやーなカビの再発の原因となってしまいます。

その場合には、レザースニーカー用のシャンプーでしっかりクリーニングをするか、
革を扱うクリーニング店で除菌丸洗いを依頼されることをおすすめします。

全体的・部分的な色落ちやくすみが気になる場合

スエード素材は、色落ちや色のくすみの問題をかかえることもしばしば。
ほこりなどで白っぽくなっている場合も多いので、まずはブラッシングを四方八方、行き返り
しっかりやってみましょう。
それでもだめな場合には、ベロアヌバックスプレーやリキッドタイプのベロアボトルで、色の
活性化にトライ。黒や茶色なら色付きタイプで補色もできますし、無色にも色の活性化効果があります。

④“脱いだ後” のブーツのお手入れ

トラブルのもとは、雑菌と湿気

せっかくお手入れで良い状態を保っていても、ブーツの中が不衛生だったり
脱ぎ履きのたびに臭いが気になるようでは、台無しです。

歩いているうちにどうしても汗をかき蒸れやすくなりますから、汗や汚れによる雑菌が
気になる臭いや、足のトラブル(水虫など)を引き起こします。

雑菌が大好きな湿気をいち早く取り除くため、しっかり除湿をしてあげて、
できれば除菌もしておくことで、次回も爽やかに足を入れることができそうです。

そこで、ブーツ・ハッピー流「脱いだ後のブーツケア」は・・
1.ジッパーがあるものは、全開にして除菌消臭スプレーをシュー
そのまましばらく置いておきます。帰ってから2、3時間が目安です。
2.その後、ブーツキーパーで形を整える。
または、ブーツ用の除湿剤で除湿・脱臭を一晩優先的に行い、その後ブーツキーパー
を、セットする。

ムートンブーツの場合、革を張って形をキープする必要性は高くないので、除湿性の
高いブーツリフレッシュで常に保管しても良いでしょう。

正しくケアして長持ちブーツに

いかがでしたでしょうか。
機能性とファッション性を兼ね備えたムートンブーツ。
正しくお手入れしてながーく使いたいですね。

※こちらに記載のお手入れ方法はあくまで参考です。
また使用する薬品、クリーナー、ブラシ等によっても対応方法は変わりますのでそれに伴い不良品になってしまった場合、弊社では一切責任を負いかねます。